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粘土人形の作り方
                     
簡単に出来ますので、ご一緒に子供人形を作りましょう

粘土は、石粉粘土・紙粘土,ホビー・クレイ何でもいいと思います。
この作品は、粘土の子供人形達〜1に、載せています。

   
用意する物。
粘土2袋、オロナミンCの空き瓶(小さめならどんな瓶でも良い)
割り箸4本位、竹串、目打ち(無ければ竹串で)へら(厚紙でも代
用)小さめのハサミ、其れにナイロンシート(スーパーの袋やゴミ
袋でも何でも良い)、ローラー(麺棒で十分)
先ず、顔から作ります。
直径3pのダ円形に粘土を丸めて下さい。

上から1/3の所にくぼみを付けて目の位置を決めます。鼻をつま
んで出した後は、自分のイメージで顔を作ると面白いです。
手芸売り場で、顔の抜き型が安くで手に入りますので
其方を使うと、もっと簡単です。
子供の顔は,玉子の様につるんとした凹凸のない顔も可愛く出来
ます。
後で瓶に刺すので、首の所に割り箸を刺しておきます。
瓶に水を付けて、粘土をぐるりに付けます。顔に目と口を好みで
書いた後、瓶の口に割り箸を数本刺して、グラグラ動かない様に
固定して下さい。高さ26p位にします。
(首を少し横に傾けた方が可愛いです)

割り箸の所にも、粘土を貼り付けて行きます。
ボディーを作ります。
胸の所は膨らみを付けます。肩幅は広めの方が、後で袖が付け
易いです。之でボディーは完成です。

ウエストの少し下の位置に、写真の様に一周粘土を巻いて置きま
す。(スカートを穿かせた時に、ボリュムを出す為)
粘土をローラーで、1.5〜2o暑さに伸ばします。
この作業が人形作りの1番大変な作業かな。
25×40pの大きさに伸ばします。もっと大きくても良い。
大きく伸ばすのが,大変な人は上の寸法の半分位のを、2枚作っ
て、脇で重ねてもOK。
体重をかけて、一気に伸ばします。時間を掛けると粘土が乾いて
来て、割れ易くなります。  頑張って下さい。
スカートに柄を入れます。
押し型シートが在るのですが、無くても何でも利用できます。
今回は、カフェカーテンを利用しました。可愛い柄なら何でも良い
ので、利用してください。
柄を入れないで無地でも、構いません。
粘土の上にカーテンを置いて、ローラーをかけると柄が付きます
柄が入ったら、上下のギザギザの所をカットして、大体25×40p
の長方形に形を整えて下さい。

之をハイウエストに成る様に、穿かせます。
子供人形は特にウエスト位置に注意しないと、可愛くないです。
粘土は重いので、ペタンと成るので、ティッシュを何枚か巻いて置
きます。ウエスト位置に水を付けて濡らします。

上の写真の粘土を腕に乗せて、スカートを穿かせて行きます。
此処で、もし敗れたりしても、タックで隠せますので、慌てない、焦
らない。大きく割れたり千切れたら、もう一度丸めて、伸ばし直し
ます。何度でもやり直し出来ます。
一人で撮影しながら作っているので、穿かせている写真が取れま
せんが、御免なさい。
ウエスト位置に、大きくタックを入れながら、押し付けて一周して
後で重ねて、丸くします。
裾を中に折り込んで、自然なドレープの感じが出る様に、形を決
めます。之で、半分は出来上がりです。(^_-)-☆
手を作ります。
直径1p位で、長さ12cmくらいの棒状の物を2本作ります。
先に4本の切込みを入れて、指を作ります。
肩の位置に水を付けて、腕を肩に付けます。
手の形を決めます。
(子供の腕は、太い方が、可愛さが出ます。)
腕を付けたら乾くまで待った方が、袖が付け易いです。
先程と同じ要領で粘土を伸ばし、袖を作ります。
好みの長さにカットします。この人形は10p×13pで作りまし
た。
袖山にタックを入れます袖口にもタックを入れてから、袖付けをし
ます。
ちょうちん袖は膨らみが難しいかも知れません。
袖山にタックを入れて置いて、押し付けて目打ちで押さえて付けま
す。どんな形でも其れなりに、デザインですので気にしない。
胸に花を付けたいと思います。小さな野菜の型抜きで抜きまた。
何も付けない時は、前身を計って、先程の袖の残りの所で前身を
作って下さい。自分で切り抜いた花でも可愛いでしょう。
バランスを考えながら、花を付けていきます。
べたんと平らに貼り付けるのではなく、動きを付けた方が見栄え
が良い。
今回は袖山に1p幅のフリルを付けて豪華さを出しました。
こんな感じに付けて下さい。粘土はどんな形にでも出来るので
アレンジが面白いですよ。
裾にバラの花をあしらって、之で服は出来上がりです。
全体のバランスを見て、Aラインになる様に、考えて形作りをする
と失敗が少ないです。
次に髪の毛を付けます。
粘土に茶色の絵の具を混ぜ込んで、髪色を作ります。
2p×5pの粘土に5o位の間隔で切り込みを入れて行きます。
後から見た所です。こんな感じに顔に似合うように考えながらボリ
ュームを付けます。
子供の場合は、前髪が在る方が可愛いです。
今回は、ポニーテール風にしました。後にまとめた感じにして、髪
の量を決めます。多い方が豪華に成ります。
後ろに付ける髪は5o*7pの長い緋状の物を上の要領でクル
クル巻いて1本づつ付けます。
トップにバラの花の髪飾りを付けました。
之で造形は出来上がりです。
好みの色を付けます。
水性絵の具で十分です。
何色か色を重ねて使うと、深みの在る色が出せます。
薄めの方が、出来上がりが綺麗です。
後ろから見た感じです。
綺麗に出来ました。
最後に絵の具が十分乾いてから、ニスを塗ります。
ホームセンターで売っている、一般工作用の水性ニス(透明クリ
ア)で、十分光沢が出ます。2〜3度塗りします。
何年か置いていて、光沢が消えたら、又上塗りすれば良いです。
上の写真と光沢の違いが判りますか。之で出来上がり。

この人形が先ほどまで粘土の塊だったとは、思いませんよね。
創る楽しみは,何物にも代えがたい喜びが在ります。
綺麗に出来ても、失敗作でも其れなりに良さが在る物です。
この楽しみを一人でも多くの人に味わって頂きたいと思い、このページを作りました。
体験教室で是非一緒に作りませんか〜!


この作品は,子供人形達〜1に在ります。



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